やるなら自己責任でね
スレッドレス式のフォークにスターファングルナットを打ちこむ時も「専門の工具が要るし、その工具がやたら高いので自転車屋さんに頼むのが無難」という考えが一般的です。専用工具はまっすぐに打ちこむためのものだけど、ヘッド圧入や下玉押し圧入と同様の仕組みを作って下から引っ張ってやればまっすぐじわじわといっていくのではないかと考え、試してみました。
ヘッド圧入に使った5mmのボルトをセット。スターファンフルナットとの間には適当にワッシャをかます。スターファングルナットのナット部分は6mmなので6mmのボルトでスターファングルナットを直接引っ張る手もあり。
フォーククラウン部。適当なL型金具を用いたが、おかげでずれにくくなりgood。普通にやってれば締めるにつれてフォークのコラムチューブの中心にナットが移動し、コラムチューブとの平行が出るはずだが、ずれない方が作業しやすいのは確か。
あとはスターファングルナットがまっすぐ収まっているか確認しながらレンチで締めていくだけ。作業しにくいのでラチェット式のレンチがないとけっこうつらいかも。ただラチェット式の場合(というか袋型レンチ全般)はボルトの頭がだんだん出てきてレンチの底にぶつかるので途中で頭をひっこめてやる必要がある。
こんなにうまくいくとは思わんかった。
ツッコミ