第6戦:福知山市・三段池公園

1998年1月12日(日)
曇り
リザルト


 心配された天気も、ほとんど雨も降ることもなく無事日本選手権が終了。レースアナウンスも吉井さんと岡崎さんで、観客、サポータも多く、いつもの関西シクロクロスとは違う盛り上がり。とくにサポート陣の気合いの入れ方が印象的でした。

 このコースはアップダウンが多いものの、3回の階段と2回の急な登り以外はフラットか下りで、障害物といえるのは小川を渡るところくらいで乗車率が高く、休める区間もあり、比較的楽なコースでした。でも、私が楽なコースは他の人にとっても楽なコースであることは申しあげるまでもありません。途中前にも後ろにも人がいなくなり、暗い森の中を走る時はさすがに心細かったよぉ。結果は完走45人中37位。4周回した選手の中で最下位、というか、初めてラップされずにすんだということもでもありますが。第6戦にもなると後ろの方の顔ぶれも固定されてきていますが、最後に前の人(いつもの顔ぶれの一人)を追いあげたので、どうせなら抜きたかったなぁ。
 今日は天気が悪いにもかかわらずISO100のフィルムを詰めてしまい、失敗しました。それと表彰式の写真が男女ともピンボケ。ズームに気を取られていたのがよろしくなかったようです。今考えると、どうせスキャンするんだから思い切り広角にしておけばよかったわけですが。


 C2では18歳の高校生壽選手が驚異の15歳の高校生品川選手を振り切って優勝、念願のC1昇格を決定しました。

 C4(キッズ)では表彰台をGIOSのウェアが独占。

 日本選手権女子は1周めのラップですでに南部選手が2番手の東選手、荻島選手に1分の差をつける圧倒的な強さで優勝し、2連覇。2位は2周めで荻島選手を離した東選手に。いつも関西シクロクロスで私を抜いていく東さんが活躍してくれてうれしいなっ、と。

坂を登る南部選手
 急な坂を登っていく南部選手。私は押しました。
女子表彰式
 左から東選手、南部選手、荻島選手、進行役の岡崎れい子さん。優勝副賞は岩井商会提供のUltegraフルセット。


 日本選手権男子は鈴木選手と小坂選手がまず逃げたものの大原選手が3周めで前をとらえてトップに。最終ラップにいるところで鈴木選手に5秒まで迫られるも、最後は再び突き放して3連覇。小坂選手は西田選手に迫られるが、突き放して3位。
スタートダッシュ
 スタート直後。小坂選手が先頭を切り、大原選手が追いかける。

 小川に掛かった橋。C1の選手は当然のように乗ったままクリアする。
遊歩道
 快調に逃げる鈴木選手と大原選手。
林の中
 林の中のコースはほとんど乗車可能。
階段
 逃げる大原選手にすがりつく小坂選手と鈴木選手。
ゴール
 3連覇の瞬間!
ばんざい
 チャンピオンジャージをまといばんざい。優勝副賞は岩井商会提供のDURA-ACEフルセット。右端はスーツ姿に長靴の京都府車連の理事長さん。

リザルト
C3
1 丸岡 五郎 西宮市役所自転車部
2 松本 貞行 グレート・アンカーマン
3 桑沢 和展 岡谷工業高校
4 児島 晃  
全日本選手権(L)
1 南部 博子 サイクルマインド  
2 東 陽子 Team Johnny  
3 荻島 美香 チームアートネーチャー東京  
C4(キッズ)
1 竹之内 修平 GIOS
2 竹之内 悠 GIOS
3 石井 陽 トーヨーRT
C2
1 壽 和輝 MINERVA
2 村瀬 真樹 NCFR
3 辻 貴光 チームGIOS  
全日本選手権(C1)
1 大原 満 愛三工業
2 鈴木 雷太 ミタニ・Pi・ガエルネ
3 小坂 正則 スワコレーシングチーム
4 西田 和弥  
5 野口 忍 MITANI Panaracer
6 太田 直秀  
※昇格。チーム名はパンフレットによる。


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