第2戦:栗東町・野洲川運動公園
世界選手権選考会シリーズの一つ、というだけではなく、シクロクロスミーティングが長野から引っ越してきたような華やかな一戦でした。
私はというと1周めの河原へ降りる斜面で立ちごけ、さらに再びグラウンドに上がったところでサドルがゆがんでいるのに気づき止まって直している間に女子をも含めて最下位に。そこから順位を少しずつあげて、最後はなぜかラップされずにゴール。シクロクロスに出はじめて初めての経験のはずだが、感慨は今一つ。
1周めのシケインでは丸太に2度ホイールをぶつけて観衆に受けてしまった(撮影:勘兵衛さん)。練習していないのがばればれ。3周めからはスムーズにいきました(自分比)。実はこの衝撃ではずれたチェーンをこのあと直しました。ということは1周めでいきなり3回もストップしてしまったということかぁ。
C2では今年ロードでツール・ド・北海道第4ステージ、実業団棚倉とメジャー2勝の岡崎和也が期待通り優勝。走るアナウンサー古賀もC2では抜群のテクニックで途中まで食い下がっていました。
C1ではバベル、三船、鈴木の3選手が序盤からかたまりになって先頭争い。ところがバベル、鈴木、三船、鈴木の順でパンク、バベル、三船の争いになり、残り3周でベルが三船を離し優勝。ハイスピード、ハイテクニックのエキサイティングなレースでした。
1周めに3人についていながらもいきなりパンクした京都出身の野口が再び追いあげて4位に。いいところにつけていた品川もパンクで後退。毎年このコースは上のクラスでパンクが多い印象があります。
グラウンドをひたすら走ったあといったん河原に斜めに降りる。ここで私はリアをスリップされて立ちごけ。
野洲名物、松林の中をぬって走る。
一瞬河原に降りて階段の担ぎ。
C2で優勝した岡崎選手。関西クロス発足の年の大野ダムステージC3で優勝して以来の出場だとか。圧倒的な脚力を誇るものの、こけることたびたび。シケイン前でこけた時は観衆から「岡崎、焦れ!」との声が掛かるほど。ぶかぶかのシューズ、ガチガチテンションのペダルだったのが原因だとか。
いったん河原に降りたあと登って長いストレート。脚力勝負。この時点ですでに先頭は三船、バベル、鈴木の3選手の勝負。
バベル選手がパンクでおくれ、鈴木選手が林の中で三船選手を離しにかかる。
三船選手が丸太シケインをジャンプする瞬間を運よくキャッチ(デジタルカメラではなかなか難しい)。後ろはずっと降り続けた鈴木選手
鈴木選手、終了間際にこの日2度目のパンク。グローバルスタンダードの通称F1ピット方式で、走行ラインとピットエリアが別れている。
シクロクロスミーティング名物の古賀私設アナウンサー、今回は選手としてC2で途中まで岡崎に食い下がり、C1のレースではオフィシャルマイクも握りしゃべくり炸裂。隣は臨時(でもないのかな)解説の三谷寛志サイクルマインド店長。
バベル選手が最後に力を発揮して優勝。
C1の上位入賞者3名。バベル選手に言わせると「ヨーロッパのシクロクロスみたいなコース」だそう。| C3(50音の後ろのほう) | ||||
| 1 | 藤原 隆 | トラバースHANZO | ※ | |
| 2 | 松井 正通 | JOTO.R | ※ | |
| 3 | 中井 康博 | フカダまじりんぐ | ||
| C3(50音の前のほう) | ||||
| 1 | 嶋田 太 | サイクルロード8 | ※ | |
| 2 | 内山 靖樹 | G-S-T-TECHカブト | ※ | |
| 3 | 内山 治樹 | G-S-T-TECHカブト | ※ | |
| L | ||||
| 1 | 東 陽子 | プロニクス-Johnny | ||
| 2 | 井上 道子 | 419 PRESTO | ||
| 3 | 中澤 晶代 | おたんこなすF | ||
| C2 | ||||
| 1 | 岡崎 和也 | ソレイユキナン | ※ | |
| 2 | 余語 賢司 | TC名古屋 | ||
| 3 | 宅間 健一 | C.C.じゃがいも | ||
| C1 | ||||
| 1 | エルスニック・バベル | |||
| 2 | 三船 雅彦 | トニスティーナ・コルナゴ | ||
| 3 | 鈴木 雷太 | ブリジストンアンカー | ||