第7戦:丹波町・丹波自然運動公園

2000年1月23日(日)
曇り
簡易リザルト
写真集

 一昨年昨年に引き続き今年も悪天候に恵まれた丹波自然運動公園ステージ、雪まで加わった今年、DNSもけっこうあったものの、例によって皆泥だらけになって楽しんでいました。坂下りが印象に残るコースながら、実は何か所かあるカーブがけっこうポイントになっていて、そこを速くまわるテクニックが重要だというのに3回めにしてやっとで理解しました。

 というのはいいわけの前振りでして、今回は何でないと思っていたところで足をついてしまうということ数度。けっこう損したこともあって、久しぶりに3人にラップされてしまうという体たらく。

 C2では暑い国からやってきたタン・チー・キノック@シマノレーシングが寒さをものともせずに終始独走。あまりテクニックがあるようにみえなかったので、走力で突き放したんでしょう。40人以上のエントリーがあり、今回はC1とは別スタート。
 C1では最初から阿部、品川@おたんこなすレーシング/京都学園高校、入江@シマノドリンキングの3人が抜け出し、わずかに遅れて森田、その後ろの集団に岡崎@ソレイユキナンというスタート。岡崎はすぐに集団から抜け出し単独で追走。先頭では3人が交互に逃げを図る。3分の1くらいの時点で足が痛むという岡崎がリタイヤ(実は落車入院して退院したばっかり)、すぐに品川もリタイア(実況していた吉井さんによると風邪ぎみらしいけど、世界選手権大丈夫かな。体調もドーピングも)。そのままシマノでワンツーかという声が定説になりつつあった終盤、突如入江が遅れ、リタイヤ。その後森田が一時差を詰めるも最後に突き放され阿部が危なげなく初優勝。

 

今回前半は露出設定ミスで手ぶればかり。前輪ポテチ写真なんかもあったのに、残念。



登り 丹波名物の登り。向こう側に見えるグランドの周回路を回ったあとに鋭角カーブを切ってとりつく。先頭を逃げる阿部と追う入江。序盤の周回ではバランスを崩して足をついてしまった阿部が押したまま登るというシーンも。それでも離されない程度(乗っていてもさほど速くない)のきつい登り。

シケイン 今年もシケインは最高地点に2連。

階段 丹波名物の一つ、泥だらけの階段担ぎ。

泥だらけの登り 泥だらけの登り。MTBでもリアがから回り。

泥の下り 丸太階段の横を降りていく。ちなみにuci規則で下りの階段は禁止されているのだ。

下り これまた丹波名物砂利道のダウンヒル。今年は丸太が埋められていて、サスペンション付きMTBに有利。下りきって鋭角カーブでグラウンド周回路に入るあたりでの転倒が多いのも丹波名物。

輪太郎 カテゴリーKに出場し、前半いいところにつけていたGIOSの加藤輪太郎。すばらしいネーミング。彼の将来の活躍を祈らずにはいられない。

入江 DURA-ACE/アルテグラのデザインを担当した入江がかぶっているタオルはこの夏市場導入されるDURA-ACEコンポーネントのニューラインアップTW-7700。デザイナー自ら着用テストしているらしい。(本気にしないように)

松村 C2のスタートに遅れた松村陽一@うきうき商店街(京都大学自転車競技部)。あわてたためか、この寒い中をグラブなし。

ストーブ スタート前にストーブで暖を取る選手たち。


簡易リザルト
C3B(50音の後ろの方)
1 巳波 一郎 早亜来留
2 山本 雅一 TOP FIELD
3 若山 優宏 六甲マウンテンボーイ  
C3A(50音の前の方)
1 矢澤 真幸 うきうき商店街
2 関口 正志  
3 岡 三津夫 シマノドリンキング・ブルースマン  
L
1 三平 冬海 おたんこなすF  
2 那須 啓子    
C2
1 タン・チー・キノック シマノレーシング
2 宅間 健一 C.C.じゃがいも  
3 ジェームス・ペレン Black Market Racing  
C1
1 阿部 良之 シマノレーシング  
2 森田 美知太郎 大阪大学フレームポッキーズ  
3 福田 透 ナカガワ
※昇格。チーム名はパンフレットによる。


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