第2戦:栗東町・野洲川運動公園
第2戦はUCIのグレード3レース。ライダーズミーティングが開催されたりと、なかなかそれっぽい雰囲気。よく晴れた小春日和の一日。
例によってスタートダッシュは遠慮して、いったん下ったあとのストレートから抜きにかかる。じわじわと上げていってラップされることなくゴール。これで2周連続。先週の講座でラインどりによってスピードと疲労度が違うということを学んだ成果が少し出せたと思う。
フロントギアをそれまでの34から38に上げたけど、やや重めだった。ギアが足りないということはなかったけど、リアの常用ギアが大きい領域中心になってしまった。34の時はトップ側ばっかり使っていたんだけど。
C1では序盤から三船 雅彦、辻浦圭一、松井俊明、鈴木雷太というTestach3人(鈴木はロードレース選手としてはTestach所属で登録)VS三船という構造の集団で先頭争いが展開され、一時期辻浦が逃げて他の2人が押えるような動きもあったがうまくいかずに、最初に鈴木が脱落、前輪パンクでいったん松井が離れ、その後追いつくも再び脱落。ラスト1週半の松林のあたりで三船が渾身のアタック、そのままぐいぐいと辻浦を引き離して逃げ切った。
C1と別スタートになったC2ではシマノドリンキングの守屋が2週でC3からC1へ昇格。さすがBR-1レーサー。関西クロスではC3から2レースでC1まで上がったのは森田美知太郎(大阪大学フレームポッキーズ)、辻浦圭一(当時GIOS)などがいる。2位の河野も2週昇格がかかっていたんだけど、およばず。河野は品川真寛(クラブアングル)の京都学園高校時代のチームメイト。
C1スタート前。最前列はシード選手。向かって右からシマノレーシング阿部良之之、Tonissteiner-Colnago三船 雅彦、シマノドリンキング入江克典、Testach-NCFR松井俊明in日本チャンピオンジャージ、KIA VILLIGER jajo sports David Chassot、ブリジストンアンカー鈴木雷太、サイクルマインド沢田雄一。沢田は今シーズンからシクロクロスミーティング2代めディレクタを襲名したが、もちろん現役選手。
野洲名物、松林へ突っ込んでくる先頭グループ。
終盤、三船を必死に振り切ろうとする辻浦。去年まではGIOSに所属していたが、ウィングズ・ジャパン解散に伴ってTestachへ移籍して走り続けている。ちょうど2年前のるり溪ステージで彼に2ラップされたのを思い出した。
シクロクロスミーティングからの自称押し掛けアナウンサー古賀様に問われていわく「辻浦君はなかなか強かったけど、ギアが掛かっていなかったんで最後はいけると思いました。去年も膝が割れてなければこんな風に勝つつもりだったんですけどね」と。
初お披露目の関西クロス横断幕の前でバンザイ。
後方で走る鈴木雷太と阿部良之のシドニーコンビ。この直後鈴木はリタイヤ。間を走るのはシクロクロスミーティング招待選手のDavid Chassot。スイスでランキング11位の選手らしいが、走りは生彩を欠いた 。
チーム泥んこプロレスの泥西が3位入賞し、昇格。いずれもチーム初。1位と2位はともにMTBジャパンシリーズクロスカントリーエキスパートで、来期はエリート昇格が確定的な選手。
C3(50音の前のほう) | ||||
1 | 景山 英幸 | Verdad | ※ | |
2 | 関口 正志 | 阪大CC MTB | ※ | |
3 | 小西 正伸 | チーム泥んこプロレス | ※ | CM |
1 | 宮本 光則 | パワーキック | ||
2 | 小寺 郁男 | 京都微研DUVE | ||
3 | 伊藤和信 | |||
C3(50音の後ろのほう) | ||||
1 | ニール・ミラー | ※ | ||
2 | 竹之内 脩平 | チームパナソニック | ※ | |
3 | 巳波 一郎 | 早亜来留 | ※ | |
L | ||||
1 | 大森 智子 | コマツMTBクラブ | ||
2 | 福森 智子 | |||
3 | 三平 冬海 | おたんこなすF | ||
C2 | ||||
1 | 守屋寿人 | シマノドリンキング | ※ | |
2 | 河野 正通 | 京都産業大学 | ||
3 | 辻 善光 | 北桑田高校 | ||
C1 | ||||
1 | 三船 雅彦 | Tonissteiner-Colnago | ||
2 | 辻浦 圭一 | Testach-Racing | ||
3 | 松井 俊明 | Testach-NCFR |