第3戦:福知山市・由良川河川敷

2000年12月3日（日）
曇り
簡易リザルト
写真集

　今回は都合4回の土手への登りと1回の河川敷下りがあるコース設定。試走では第4の登りで後輪が流れやすいのをチェック、右側の草のラインを取ることにする。最初の登りはあきらめながらも他の人を観察、スタッフの人が「こういうのは登りでまわすんじゃなくって勢いをつけて、登りではちょっと補助してやるような感じでいい」というのを聞いてふむふむと納得。

　今回は少し人数が少ないのでスタートで少しダッシュしみるが、あまり意味がなかった。そのままチームメイトの泥前田を目標にしながら進むが、2回めの第1の登りを押して登るあいだにすっかり差が開いてしまう。次の周回から乗って登るようにしたが、思うように差は詰まらず、そのままゴール。かろうじてラップされずにゴール。思ったより順位はよかった。
　ギアは36だが、これが妥当なあたりかな。

　C1では序盤からTonissteiner三船、ミタニ野口、Testach筧、ブリジストンアンカー鈴木、愛三工業江下の5人が集団を形成。最初に江下が離れたあとは三船VSあとの3人の争いといった様相（三船・野口の京都ラインはできなかった）。野口が何度かアタックを繰り返し、それ適当な段階でつぶそうとする三船、押えにかかるあとの2人、その後小康状態という繰り返し。そのうち鈴木がパンクで後退。ペースが落ちるあいだに最初のシケインで大転倒(774kb、mpeg形式)して1分以上離れていた辻浦が追いつき再び1対3の様相。追いついた辻浦は何度か仕掛けるがさすがに決まらず。野口も時々アタック、筧はほとんど動かず。
　ラスト周回、2つめの土手登りの前に野口がアタック、三船が単独で重いギアをぐいぐいと踏みこみ（観衆からどよめきが起きた）すぐに追いつくが、筧も迷路部分で追いつく。さすがに辻浦はつけず。河川敷に降りてから、1ラインしか取れない最終ラインをめぐってのバトルを筧が取り、50m先のゴールに飛びこむ。

　C2では序盤からTestach内山兄、ステア鈴木昌徳、田中秀明、北桑田高校辻善光、Nakagawa中津顕、城東松井正通、クラブアングル山本篤司、Q-MAX山田大五郎らが集団を形成して展開、くっついたり離れたりを繰り返しているうちに内山と山本の2人が生き残り、残り2周のあたりで内山がリード、そのまま優勝して兄弟C1を達成。3位にはスロースタートだったクラブアングル日置が地足の強さに物を言わせてぐいぐい踏みこんで追いこみ、チームメイトの山本にもあと少しまで迫った。
　C3で優勝した白石、メカトラで最初からインナーぶん回し。それでも4位をキープし、2周半走ってからバイク交換、そこから順位を上げて優勝。

　チーム泥んこプロレスでは泥尾がC3で2位に入りC2昇格、C2の泥本が残留確定、泥西も確定までリーチ。さらにC3の鮫泥が5位、泥坂が6位に入り、昇格を視界に入れているなど、なかなか満足の結果だった。

序盤のシケイン。順に筧、三船、野口、江下、鈴木。

　スピードの乗る区間。すでに辻浦が追いついて、先頭を引いている。

　筧がC1初レースにて優勝。
　ロードでは日本鋪道所属だがクロスはTestachで参戦。このところ雷太と一緒に練習しているらしい。

バンザイ。

2つめの土手登り。ライタの右足を見よ！簡単なはずのこの登り、上のクラスでも失敗するひとがけっこういた。

　パンクで後退した鈴木雷太は第2戦に続きシマノレーシング阿部良之とシドニーラインを形成。最後は阿部がパンクで離れてしまう。
　こけてもこけてもクロスに参戦してくる自転車好きのアベちゃん、クロスファンとして、いやサイクリストとしてもとてもうれしいし、もちろん楽しみでもある。島のレーシングのメンバーひきつれて来てくれたらもっとうれしいな。
　そういえばライタは試走中にシケイン手前の180度ターンで転倒、空気を抜いていたけど、それが災いしたのかも。

　C2は序盤から10人近い集団が形成され、迫力満点。

　C2で2位に入った山本（中央）は三船の国内マネージャ役兼弟子で、泥汁や鬼練の常連。

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