第1戦:日吉町・府民の森ひよし

2001年11月11日(日)
晴れ
簡易リザルト
写真集

 いよいよ今シーズンも開幕。会場は新しい会場である府民の森ひよし。別に長谷運動公園を回避したわけではなく、美山町が間違って他の予約を入れてしまったおかげらしい。以前から矢野さんに「府民の森ええんちゃいますか」と提案していた私としてはとてもうれしい。適度に起伏や路面の変化があって、しかもコントロールライン付近からは会場のほぼすべてが見渡せる絶好のコース。ただ草の下にはけっこう石や鹿のフンが隠れていて、しかも湿ったところにはグラウンドワカメが。これもコースバリエーションの一つということで。
 今回初めて前日のコースセッティング&設営のお手伝いをした。石だらけだったコースも際限なく石を拾っていくうちになんとか走れるコースになってほっとした感じ。

 さて私の走りはというと、やっぱりこういう下りでテクニックがいるところは苦手ということでご容赦ください。特に逆バンクのカーブがうまくスピードに乗れず。ついでに体力も気力も最後までもたなかった。ちゅうか、こっちがメインの原因。同じ組にじゃがいも宅間兄弟、キナン辻あたりもいるのはさすが開幕戦。

 チーム泥んこプロレスでは今年はシニアで参戦する泥若が2位で表彰台へ。残念ながら使用したマシンはこの日納品された新車ではなく、去年も使用したMTB。

 C1では最初のシケインを三船クラブアングル品川が通過したあと3番めに通過した某選手が飛び越え失敗。そのまま後ろが渋滞して2人で逃げ、どんどん差が広がる展開に。しかしすぐに品川がコースロープをリアスプロケット付近に巻きこんで後退、三船の独走が始まった。途中ピット通過の直後にパンクするというアクシデントもあったが、すでに大差がついていたこともあって悠々逃げきり。2位には無事是名馬を肝に銘じて走ったナカガワ福田が自身最高成績で入賞。

アスファルト

C2の最初の1周。長いアスファルトを登ってきたところ。この少し先にコントロールライン。

登り

3段階の登り。

アスファルト

コースが一望。
このシケインは今年から京都府自転車競技連盟の備品。自転車の強豪北桑田高校の林業科の先生が作ってくれたらしい。ただ規定より5cm高く、次回からもう少し低くなる予定。

アスファルト

泥若(どろつばた)が2位入賞。
このポディウムも新規導入備品。
優勝賞品はモリ工業提供のステンレス物干し。サンツアーよ、永遠なれ!

アスファルト

2度の転倒にもめげずC2で圧勝した辻。

逆バンク

ここからC1。
コントロールライン(黄色いテントのところ)を回ってきて逆バンクの右コーナーにさしかかるC1の先頭集団。写真左より品川、三船、フーバーネットワーク笹井。

三船&品川

早い段階から三船、品川のランデブー状態。しかしこのあとトラブルが品川を次々と襲う。

タイヤはずれ

トラブル多発。入江はタイヤがはずれてしまうが、地道に追い上げ、最後は3位。

代車

 ピット通過直後にパンクしたが、そのまま一周走ってピットで交換。いずれもNOKOのニューバイク。

三船@シケイン

 クラブアングル新谷寄贈の通称新谷シケインはジャンプで通過。

福田

 ドリキンこと福田はそのテクニックをいかしたノーパンクの着実な走りで初めてのC1入賞。

阿部

 一時期福田に迫ったSHIMANOレーシング阿部だが、三船同様ピット直後でパンクというトラブルに見舞われた。

インタビュー

 ゴール後吉井さんのインタビューに得意げに答える福田。今回でいきなりC1残留基準も満たしたので、次回からは見せる走りをしてくれるらしい。みんな、期待しよう。

C1表彰

 みんなでバンザイ。三船によるとこのコースはヨーロッパ的なんだとか。


リザルト
C3(50音の前のほう)
1 杉原 貴弘 チームバケラッタ
2 大音 雅裕 Team Bumps
3 衣本 始司 ステア  
L
1 深井 薫 FUN RIDE GANG  
2 酒井真清 チームガチャピン  
3 寺山今日子 FUN RIDE GANG  
C3(50音の後ろのほう)
1 宅間 健一 CCじゃがいも
2 中馬 高嶺  
3 深井 一郎 FUN RIDE GANG  
CM
1 宮本 光則 BRIDLER  
2 杜若 治彦 チーム泥んこプロレス  
3 児島 晃 マスターズクラブ  
C2
1 辻 善光 北桑田高校  
2 矢澤 真幸 うきうき商店街
3 小賀野 晃 エキップルージュリアンTM  
C1
1 三船 雅彦 ランドバウクレジット・コルナゴ  
2 福田 透 ナカガワR・マスダ電工  
3 入江 克典 シマノドリンキング  
※昇格。チーム名はパンフレットによる。


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