唐櫃越
山陰街道より1本北の京都から亀岡に行くルート。道標に「唐ト越」という表記もあり、京都新聞発行の京都一周トレールコースのガイド本にも「からとごえ」とふりがなが振ってある。
阪急上桂駅の前の道を西にひたすら進むと墓地の脇を抜け、やがてシングルトラックに。これをそのまま進めば唐櫃越道。標識がしっかりしているので迷うことはないと思う。
はっきりした峠はない。これが「峠」が着かない由縁?峠を過ぎるとすぐに舗装道路に出る。これを右に行くと広場につき当たる。この広場にあるプレハブの建物の裏手から道が続いている。ここから首尾よく進むと馬堀のあたりに出るらしいが、私がいった時は篠のあたりに出てしまった。
MTB派には極楽ルートも取れる。R9を登って老ノ坂峠の手前で西山団地のいちばん高いあたりに行く。瑞祥寺というツーバイフォー建築のらしくない寺のところの車止めの門の脇をすりぬけて広場を通りぬけるとふたたび舗装道路が始まる。この少々急な道をエッチラ登るといちばん高いあたりが上に書いた舗装道路への出口(右手)。これを逆行すれば下り基調のシングルトラック。ただしここまでの登りはそれなりにきつくて長いのである程度の覚悟は必要。最後はいかにも西山丘陵らしい(あれっ、北山の峠ちゃうんか?)竹林も楽しめる。
東海自然歩道が一部含まれ、ハイカーも多いので注意。道は譲りあいましょう。それとMTB極楽ルートの場合は最後舗装道路に出てからが急な下りなので注意。
途中の展望台。洛西が一望 最後は竹林の中を抜ける
both photos on Dec. 30, 1996