八面山は中津市の南方、三光村にある山。古来より求菩提山、英彦山とともに修験場となっていて、またふもとには宇佐八幡の発祥の地とも言われる大貞神社がある。どの方角から見ても同じように見えるので八面山といわれる。
近辺の小学校の遠足の定番コースで、私も小学校のころ何度か登った。
宇佐の生家に滞在中、あまり遠くないところに行こうということで、地図を眺めて耶馬渓方面をめざしたのがきっかけ。桜峠を越えて青の洞門のところに降りてきたところで右後方を見ると八面山が見える。「そういえばたしか八面山アタックっていうイベントを雑誌でみたなぁ。登ってみようか」と思い、アタックを決心する。そのまえに耶馬渓観光。
青の洞門入口。新緑がきれい。
青の洞門を対岸からみたところ。
八面山の南方にあたる耶馬渓から山国川沿いのサイクリングロード(旧耶馬渓鉄道跡)を下って北側からアプローチ。ふもとのあたりは公園として整備され、子供のころ非舗装だった山道はすっかり舗装されている(当時登ったのは登山道)。子供のころ楽だった山道に沿って走る道だからたいしたことないだろうと思っていたのが甘く、けっこうな勾配。取り付きが急勾配、途中少し緩いところがあるもののけっこう急勾配。要するにずっときつい坂。
山頂近くになると展望も開け、天気がいいこともあってとてもさわやか。やがて放送局やJRの電波塔に着く。山頂まではここからさらに歩いていかなくてはならないのでパス。
しかし子供のころ見た寺か神社が見当たらないし、見た記憶のない池が見える。これは違うところだと思って少し戻って、北側に伸びる道を行ってみると古の記憶の地発見。深い森の中の壊れそうな祠というイメージのあったものはすっかり整備されていた。箭山神社というらしい。この付近には展望のいいところがある。
山を降りていって「西日本最大の」寝釈迦を見に行く。記憶の中の中のサイズの4分の1くらいになっていた。
このあとR10を通って宇佐まで帰還。ちょうど八面山を一周する形になった。
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