小田原〜箱根〜御殿場〜山中湖1999年8月20日(金)



 この時期恒例の山中湖方面ツアー、例年は三島から御殿場経由で山中湖というのがほとんどだが、今年は趣向を変えて見ることにした。
 新幹線下車駅候補は熱海と小田原。熱海だと尾根のアップダウンの多い道になりそうなので小田原を選択。R138箱根裏街道にするか、R1で行くか迷ったが、箱根駅伝のコースを走ってみるのもよさそうと思い、R1コースを選択。

小田原城 小田原の最初の目的地は小田原城。なにしろ小学生のころプロモデルで作ったことのある城。でも感慨はなかった。駅のすぐそば。

鈴廣  小田原城の脇からR1に出て、セブンイレブンで補給&ハートレートモニタの電池も交換。雨がぽつぽつ降ってくるが、ウエストバッグの中身を持参していたビニール袋の中に詰めて出発。次の目的地は鈴廣。かまぼこの名店、というよりも箱根駅伝の4区から5区、6区から7区への中継ポイント。おなじみの看板をバックに記念撮影。

 鈴廣のあたりから少しずつ登りはじめる。函嶺洞院を過ぎ、湯本の温泉郷にかかるあたりから勾配もそれなりになってくる。温泉郷となにもないところが交互に現れ、勾配も緩くなったりきつくなったりでそれほど単調でもない。宮ノ下の温泉郷のR138との分岐点を過ぎたあたりで急に勾配がきつくなる。「おまえはそれでも国道1号線か!」と心の中で突っ込みを入れつつ、R138まで戻ろうという誘惑に耐えつつ進む。さすがにこの勾配もとっかかりの部分を過ぎると緩くなり、小涌谷までついた頃にはそれまで程度の勾配にもどり、小涌谷を過ぎるとぐっと緩くなる。
国道1号線最高地点 箱根駅伝でかならず名前が出る恵明学園の前を過ぎるとすぐR1最高地点。


芦ノ湖の遊覧船 下って元箱根の手前で湖尻の方面へ一旦向かったが、せっかく箱根まできたんだからと思いなおして、名所見物。ついでにファミリーマートで弁当を買って遊覧船の船つき場の側で食事。

旧街道の杉並木 関所跡
旧街道の杉並木(左)と
関所跡(上)


 ひと通り観光したあと湖の東側のアップダウンの多い道を通って湖尻へ降り、湖尻から少し登って仙石原まで下りR138に合流、左折して乙女峠へ。乙女峠はごく普通の勾配の国道で、仙石原からの距離も短かった。
 乙女峠からは御殿場へ一気にダウンヒル。御殿場からもだらだら坂をひたすら登り籠坂峠へ。ここから山中湖まではひたすら下るのみ。

 いまにも雨が降りそうな天気で、箱根や富士山は雲に覆われていたが、結局雨は小田原で少し出会ったのみ。夏のこの時期にこの天気、ツーリングには最適だったかもしれない。


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