岡山までツーリング1999年8月7日



 ここ数年8月にびわ湖一周日帰りツーリングをしているが、今年は趣向を変えて西に向かってみた。

 朝5時に起きるつもりで目覚ましをセットしたものの、昨夜の酒がきいて起きられずに7時起床、7時30分アルプスの輪行袋をくくりつけたneo-cotでスタート。  R9で亀岡まで出てR372に乗って湯の花温泉をかすめて、いくつか峠を越えて篠山市へ。ローソンで補給して県道36号線の急な峠を登り、さらに登ったあと降りて黒石ダムから南下。下り基調ながら向かい風。東条湖から県道75号線、県道17号に乗り社へ。ローソンで牛カルビ弁当。このあたりは典型的な播磨の山の風景。
 社からはR372に乗って姫路へ。加西市に入ったあたりから雨が降りはじめる。豪雨ではないもののけっこうな雨。姫路で断念しようかと思っていると、姫路市に入る直前にあめがぱったりとやむ。路面もすっかりかわいている。どうやら谷を一つ越えたためらしい。

姫路城大手門前より  姫路市街地に入ったあたりのローソン(なぜか今回ローソンばかりが都合のいいところにあった)で水を補給し、姫路城で記念撮影し、海岸線へ。ここからはR250を進む。
 R250を選択したのはR2よりは走りやすくて、海岸線だから涼しくって景色もいいだろうという判断から。自動車も少なく、二輪車レーンもあって走りやすかったものの、海はほとんど見えないし、涼しくもない。おまけにずっと平地で変化がないせいか、肩が凝ってきた。余談だが、網干が姫路市にあるということをはじめて知った。

 これが御津町にいったあたりから一変する(ついでに天気もいまにも降りだしそうな天気になる)。突如海岸線の適度にアップダウンのある道になる。景色も開け、家島諸島、遠くには小豆島、淡路島も見える。潮の香、波の音、ヒグラシの声(すでにツクツクボーシも鳴いていたのにはちょっとびっくり。冷夏とはいえ早すぎ)。はりまシーサイドラインという別名にいつわりなし。このあたりで一泊してみたい気分(シーズンのわりに閑散としていたのは気になったけど)。

岡山県境 やがて相生に到着。姫路からここまでかなり長かったが、赤穂まではわずか。元禄繚乱にも出てきた高取峠(峠にかごを書いているモニュメントあり)を越えたら到着。もう目的地はすぐ、のはずだったがけっこう長かった。特に一つ峠を越えて次の峠が国道らしからぬ急坂。なんとか県境に着いて、記念撮影して再び赤穂に引き返す。
 播州赤穂はJR新快速の始発駅の一つ。いい具合の電車がなかったので各駅停車で姫路まで行くことにする。1,100円もする義士弁当(なんのことはない、幕の内弁当)とスーパードライ350mlを買って乗車。汗をかいた体には冷房がきつかった。
 向日町駅で下車して20時30分帰着。

 本日の総走行距離191km(播州赤穂まで)。


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