第5戦:枚方市・淀川河川公園太間地区

1997年12月23日(祝)
曇り時々晴れ時々小雨
リザルト


 予想された通り、全くのフラットコース。自転車の実力がそのまま出るコースでした。泥つまり防止のためのオールアウターケーブルでリアシフトを配線したけどほとんど効果なし。泥ポイントがないので初めてSPDで出走。

 今日はめでたくC1のエントリーが20人を越えたためにC1が単独レースとなった(関西シクロクロス史上初めて。これまではC1とC2同時スタート)ために、コース幅が広いことも幸いしてC3+Lは70人近くが一斉スタート。急いでもあとがつらいだけなのでゆっくりスタート。最初のシケインでは前が詰まって完全にストップする場面も。まぁ私にはちょうどいい休憩でしたが。それからはひたすらこぐのみ。サドルが途中で少し下がったのは誤算(私のせいですが)なれど、なんとかゴール。完走62人のうち52位。前に女性が2人いました。

 実は、今日いちばんがっかりしているのは新規購入した中古レンズ(SIGMA28mm2.8MDマウント)の写りが全然よくないことだったりして。レンズ専業メーカーのレンズがまともになったのは最近らしいです。
 今日は千葉さんにお手伝いを誘われました。これだけがんばっている京都府車連だからなにかお役に立ちたいんだけど、レースにも出たいしなぁ。

フラットなコース
 ほとんどはこんなフラットなコース)(実は背景と同じ写真)。
ギャップ
 数少ない降車ポイント。
階段
 土手を登るポイント。上位選手は、前が詰まっていない限り、両脇のフラット部分を乗ったままクリアする(写っているのはC1の3位集団だが、前が詰まっているので押し。前から森田選手、澤田選手、伊澤選手)。私は当然押し。

 コースの特性からしてロードに強い選手が有利。C2の2位争い、C1の3位争いは集団走行だったし。

 C3で3人のスプリントを制し優勝した近藤淳也選手は第3戦C3で優勝した寺本選手同様、普段は京都大学体育会サイクリング部有志で形成されるレースチーム京大BOMBのメンバー(彼のツール・ド・沖縄200km市民レース完走感想は読む価値あり)。今シーズンの関西シクロクロスシリーズは京都大学体育会自転車競技有志との合同チームペゴパーズで参加しています。

 C2ではC1昇格&全日本選手権出場権をかけて、3周めあたりから品川真寛選手(おたんこんなすレーシング)、笹井秀治選手(ペンギンRT)、壽和輝選手、廣瀬康宏選手(ともにMINERVA)の4人の2位集団ができ、まず壽選手、ついで笹井選手が遅れ、最後は得意のスプリントに持ち込んだ廣瀬選手(ポイント制で争われた第1回福知山クリテリウムC2の勝者でもある)が1,000円追加して全日本への切符を買う権利を得ました。
 3位に入った品川選手はなんとまだ15歳(本当はC2に昇格できない年齢だけど、気がつかれずに昇格してしまった)。ヘルメットを脱いでクーリングダウンしている姿は小学生といわれても信じられるような姿かたち。「ロードをやったら強い選手になるで」というのは廣瀬選手や壽選手の一致した見方。

 C1では三船雅彦選手が1周めからぶっちぎりの強さを見せ楽々優勝。対抗馬になりそうな野口忍選手はエントリーはいていたもののDNS。2位には東海大学の石原選手がこれまた3位以下を大きく引き離して入賞。3位争いは中盤からDOSHISHAの伊澤一嘉選手、KLEINの久保伸次選手、インチキ商店転倒虫澤田泰征選手、大阪大学フレームボッキーズの森田美知太郎選手の4人の集団となるが、最初に久保選手が、ついでロードレーサー改造車で走っていた伊澤選手が遅れ、最後の周回でいったん離された澤田選手を再度逆転した森田選手が3位に入りました。

 総合リーダーは三船選手のもとへ。ただし今日はリーダージャージ授与なしで、次回は全日本選手権なので着用もなし。どっちにしろ広告を付けて走っているプロの場合ちょっと困りそう。ツール・ド・フランスみたいにアイロンプリントでも用意できてればいいんだけどね。

橋で担ぐ三船選手
 たいていの人は担いでクリアする、橋を斜めにわたる段差約15cmのポイント(C1で優勝した三船選手)だが、
橋
 乗ってクリアする人もいる(C1で2位に入った石原選手)。

ゴールシーン
 三船選手のゴール。
入賞者
左から石原選手、三船選手、森田選手。三船選手いわく「世界選手権代表選考会では10位と散々だったけど、日本選手権では表彰台の中央に立ちたい」。


リザルト
C3
1 近藤淳也 ペゴパーズ)
2 生田 公司  
3 高柳 聡一 同志社大学
4 西尾 勇一 クラブ闘魁
5 福嶋 光浩 チーム☆ルパン
6 野崎 健 ペンギンレーシングチーム
L
1 東 陽子 Team Johnny  
2 藤中 治子 チームサンワード  
3 木村 有紀子 TEAMベルハンター  
C2
1 山本 浩史 シマノドリンキング
2 廣瀬 康宏 MINERVA
3 品川 真寛 おたんこなすレーシング  
C1
1 三船 雅彦 トニステイナー・サクソン・コルナゴ
2 石原 元歩 TOKAI UNIV
3 森田 美知太郎 大阪大学フレームボッキーズ
※昇格。チーム名はパンフレットによる。


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