第5戦:寝屋川市・淀川河川敷太間地区

2000年12月23日（祝）
曇り
簡易リザルト
写真集

　関西クロスおなじみのコース。例年オールフラットだが、今年は一部土盛りを登ったり降りたりというセクションがあり、シケインも2か所、ぬかるみセクションもあり、意外とテクニカル。

　スタートはかなり後ろの方だったが、フラットな芝生のセクションで少し前に出て、右に曲がって、「あれっ、聞いてないよぉ」という溝越えのコース。試走の後コースが一部変わったらしい。ちょっとあわててコース取りを失敗、一気に15人くらい抜かれる。一昨年、1周めのこの部分を担ぐという作戦でまんまと前に出たというのをすっかり忘れていた。2組めだったから前の組をちゃんと見ていれば全然違ったのにと痛恨。そのあとは気を取りなおしてひたすら前を追うのみ。たぶん誰にも抜かれずに、終盤はチームメイトの泥前田と競りあい、最後は決めた。ライン取りのコツをつかんだので去年までに比べればかなりコーナリングでの減速・加速が減り、楽になった。これも第1戦後の三船鬼コーチのレクチャのおかげだと思う。

　C1では最初の週から辻浦、内山のTestachの2人のペア走行。しかし序盤で内山が突如遅れ（転倒？）、そのまま決まるかと思った終盤、戻ってきたのは同じTestachの内山。しかも途中の砂山の出口で転倒し差を詰めいていたシマノドリンキング入江が一気に並ぶ。しばらくして現れた辻浦はリアがリムだけ。あとできくとチューブラタイヤがはがれて、止まって、ホイールをはずして全部はがしたらしい。しかしここを最小限のロスで切りぬけ、内山＆入江に2周で追いつき、残り3周から3人の集団。辻浦が仕掛けて入江が追いかけようとした瞬間にチェーンがはずれ、勝負はほぼ決まり。内山を抜いて最後は差を詰めたものの、結局辻浦が逃げきり。

　マルイシキナン岡崎和也が今シーズン初めて参戦したものの、1周めいきなり最後尾。途中の砂盛りでジャックナイフ転倒＆メカトラ(というか整備不良)で、車両交換。それでもそこから追い上げ最後は4位。

　C2では高校1年生の北桑田高校辻が最初から独走。後ろは6人程度で追い、順番に離れていって最後は早めにしかけた京都産業大学河野がクラブアングル山本を振り切って2位に。昇格年齢未達のため辻は昇格せず、河野、山本の2人が昇格。

　チーム泥んこプロレスでは鮫泥が竹之内の昇格年齢制限によって繰り上げ昇格。これでC2泥レスラーは5名になった。

　シケインは2連が2か所。これは最初のシケイン。

　一部だがぬかるみセクションあり。ラインによって疲労度が全然違う。

　今シーズンの関西クロス初の乗り越え障害物。といっても10cmくらいの角材。京都府車連の備品に丸太はないということだが、今回はたまたま会場に落ちていた角材を利用。

今回最大の見せ場。まず砂地を登り（被写体はC2で2位争いを繰り広げる山本＆河野）、

　降りてくる、が中央は20cmの段差。右端、左端、そして中央突破の3つのラインができる。画面左で見守っているのはこの段差の設計者、ナカガワ福田。

　で、自分が走る時(C1)は観客の期待（恨みまじりのヤジ？）に応えて2段ジャンプ。コーナーで派出にドリフトしたりと、乗りのいい走りで福田人気上昇中。

　初優勝の辻浦、ゴールラインを越える前にバンザイしたので、この時点ではこんな感じ。シャッターチャンスも意識してね。

上位3名の自転車はみなTOYO/Testachだった。「チェーンがはずれたのはシマノのメカのせいではありません」とは入江の弁。

　今シーズンの初参戦の岡崎が1周めで交換したバイクをみんなで寄ってたかって修復。フロントのブレーキシューの固定が弱かったようだ。なんでもチームスポンサの丸石のフレームが届いたばかりで、前日に組み上がったとか。岡崎のマシンはアウター50だったが、その場で差しだされた代車（自分で用意したものはなく、オゲレツ大百科鈴木の自転車で）はアウター42。

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